壁内換気について

こんにちは。

法事の関係で実家の愛媛に帰ったり、茨城に向かったりと

まさに字のごとく東奔西走しておりました。

すっかり更新をサボってしまい申し訳ございませんでした。

さて、今回は通気のお話です。



こちらは通起銅縁と呼ばれる部材です。

この木材の上に仕上げのサイディングを貼り、通気層を設けます。

その写真がこちら。



上は基礎と外壁の間に施工する水切りと呼ばれる部材で、水切りの

下から空気が入り、下の写真のように外壁と防水シートの間を通り

抜けるようになっています。



この写真は軒先から取り込んだ空気を小屋裏に導く為の通気層を

設ける部材です。

暖められた空気は自然と上に昇っていくので、下から入った空気が

壁内、小屋裏を通り抜け最終的には屋根の棟から排気されるように

なります。こういった換気経路を作ることで、湿気のこもらない外壁と

小屋裏の空間を作ることができ、家を健康な状態に保つことができます。

S様邸もいよいよ仕上げの工事に入ってまいりました。次回はその辺りの

工事をレポートしたいと思います。よろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

担当 渡辺