2×4の金物について

こんにちは。お盆の14日の朝はスゴイ雷雨でしたね。

その日から法事で茨城に出発しなければいけなかったのですが、

幸いにも東名は通行止めにはならずにすみました。

ですが、途中の駅でピックアップする予定の母親がJRの運転見合わせで

2時間以上の遅れ。茨城県の石岡という見知らぬ土地を散策していましたが、



といったような古い建物(有形文化財に登録されているみたいです)が点在する町で、

新しい発見ができました。これはこれで有意義に過ごせたような気がします。

さて、今回は2×4の金物についてお話したいと思います。

2×4には構造自体が地震や風に対して強い構造になっていますが、

色々なところに補強の金物を使用し、さらに強度を高めている工法です。



こちらは2階の床根太の接合部分に使われている金物で、天井や床も構造体の

一部となるのでしっかりと力を受け止めれるように補強しています。



こちらは外壁と屋根のパネルを接合するハリケーンタイと呼ばれる金物です。

風速70mの時にこの金物には約160㎏の力がかかりますが、

金物自体の許容耐力はそれを70㎏も上回る約230㎏にもなります。

また、風速70mという風は大型で非常に強い台風が接近した

時に吹く瞬間最大風速が70mぐらいなので、風で屋根が飛んでいくことは

まずないといっていいでしょう。他にも土台と1階、1階と2階をつなぐ帯金物や

まぐさ受けなど色々な金物が使われていますが、どれも許容耐力は

200㎏以上となっています。もしご興味がある方はご連絡いただければ

Q&Aブックを差し上げますので、いつでもお問い合わせ下さい。

それではありがとうございました。

担当 渡辺