断熱について

こんにちは。

いろんな場所で花火大会が催されていますね。

皆さんはもう見にいかれましたか。

昨年、久しぶりに花火を見に行ったのですが、露店の種類の

多さにびっくりしました。心もお腹も満たされた充実した1日でした。

さて、今回は断熱についてレポートしていきたいと思います。

まず断熱の工法として、外張り断熱と充填断熱の2種類があります。

2つの違いは簡単にいうと構造体の外に断熱材を張るか、構造体の間に

断熱材を入れるかの違いです。一般的に構造が鉄骨やRCの場合には

外気の影響を受けやすいので外張りにします。ですが、木造の場合

前者と比べて熱伝導率が低いので、構造の部分が断熱材の役割も

してくれます。そのため木造で考えると両者の性能の差はほとんど無いと思います。

ほぼ性能の差が無いのであれば、地震の時の外壁材のずれ等の心配が無い

充填断熱をインターデコでは採用しています。

それではこちらの写真から



こちらは外壁に断熱材を施工した写真です。使用している断熱材は高性能

のグラスウールを使っています。色々な断熱材がありますが、なぜグラスウールを

使っているのか。大きな理由としては2つほどあるのですが、

まず1つ目の理由は復元性があるという点です。

地震で建物が揺れても写真の状態に戻ってくれるので、断熱層が途切れる

ことはありません。

2点目としては熱に強いということです。もちろん他の断熱材も夏の暑さで

溶けることはありませんが、隣地で火災が発生した場合、外壁の温度は

700℃にもなるといいます。グラスウールはそのような高温でも溶けることは

ありませんので、万が一の後も安心です。



こちらは気密シートを施工した写真ですが、このシートを張ることで室内からの

湿気の浸入を防ぎます。

また、今回写真はありませんが1階と2階の間にはロックウールを敷き、断熱性と

防音性を高めます。小屋裏には吹き付けのグラスウール(専用機械で断熱材を

飛ばして、細かな隙間にも断熱材を入れれる工法)を23cm敷き詰めます。

このように家を断熱材で包んでやることで外気の影響を受けないようにするとともに

室内からの熱の移動も防ぎます。

また、断熱ももちろん大切ですが、気密はもっと大切です。

インターデコハウスはQ値1.55W/㎡K、C値0.9c㎡/㎡(共に一般地域)という

高い性能をもった住宅なので、住んでからも快適に過ごしていただける建物

だと思います。

以上で断熱のレポートを終了させていただきます。今後は残った通気のお話と

いよいよ仕上げの材料も施工していきますのでその辺をレポートしていきたいと

思います。

ありがとうございました。

担当 渡辺